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一歩抜け出す!海外大生 人材育成のプロが海外大生の就活にエールを贈る! 一歩抜け出す!海外大生
【第1回】何語が話せるかより「何」が話せるか
「就活モード」で話を作っても・・・
「売り」? 落とし穴? 「語学力」?
   海外にいると就職活動の時期に急に日本との距離を感じることが多いようです。今まで、メールなどをやり取りしていた日本の友人が「就活モード」になる。
 どうも今までとは違った言葉が飛び交っているらしい。一方で大学生活でやらなくてはいけないことがたくさんある。不安になるのも無理はないでしょう。
 そして海外のみなさんもある時「就活モード」になるのですが、どうも落とし穴が多いようです。
 まず自分の「売り」を考える。当然「語学力」となるわけですが、まずここに落とし穴があると思います。
 実は会社側はそんなことは分かっている。何語が話せるかではなく、何を話すかを聞きたい。ところが、今度は聞いたような体験談になる。異国での体験を話すが、そこで止まっている人が結構多いようなんですね。
 「最初は打ち解けてもらえなかったんですが、日本の写真を見せて話していたら興味を持ってくれたんです。」
 「それで?」
 「僕はそういうコミュニケーション力には自信があるんです」
 こういうのが面接官にとっては一番きついと言います。「またか…」といった気分になるのが想像できますよね。
海外旅行体験とどこが違うの?
頑張って行動したこと 国を越えた共通点
   頑張って英語を話したら気持ちが通じた。でも、それでは海外旅行の経験とあんまり変わらないと思いませんか?
 ではみなさんに何の話をしてほしいのか?それは皆さんが自分なりに頑張って行動してきたことの
 1.背景をきちんと分かりやすく話せて
 2.そこから感じたことを説明できて
 3.将来の仕事につなげられるか
 といった内容のことだと考えてみてください。なぜ、日本の写真を見せたら関心を持ったのか。それは異文化への興味か、むしろ国を超えた共通点があったからか。東洋への先入観があったのか。
 そこで自分がどう感じてどう変わったか。その経験をどう活かしたいか。そういうことが話せますか?
 でも、一歩間違えると海外旅行の体験談とさほど変わりのない薄っぺらな感想しか聞けない。残念ですがそんな声も耳に入ります。
まず友人と「面接」してみよう
将来の夢 自己分析?
   自分たちが海外にいる間に就職活動が進むのに、その空気感が伝わってこない。これはたしかに辛いでしょう。
 ただ、「日本の大人との面接」をああだこうだと想像して不安になっても始まらない。
 ではどうすればいいか。まず、周りにいる留学先の友人に自分のこと、昔の体験、将来したいことをもう一度話してみることから始めてはどうでしょうか。
 もう十分話してる。殆どの人はそう思うでしょう。でも、将来の夢を深堀して具体的な理由と共に話していますか?
 一歩突っ込んで深く話してみれば、「どうして?」と聞かれるでしょう。でも、それが最高のトレーニングです。異なる価値観の人と将来のことを話すのは、まさに企業の大人相手に面接をするのと同じだからです。
 就活を控えて日本を気にし過ぎるよりも、まずは折角できた友人にもう一度自分のことを丁寧に話してみることを薦めます。へたに「自己分析」なるものをやるより、そこで自分のことを再発見できると思うし、新たな自信がつくと思うのです。
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