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一歩抜け出す!海外大生 人材育成のプロが海外大生の就活にエールを贈る! 一歩抜け出す!海外大生
【第4回】海外大生は4歳児?
人生は18歳から?
 
   企業の人が海外大生についてこんなことを言うことを耳にします。
 「何だか海外大生と会っていると、子どもっぽく思えることがあるんだよね。本当は人一倍いろんな経験や苦労をしてるのに、どうしてだろう」
 これは、僕も思い当たることがありました。そして、ふと気づいたのです。
 みんな、海外に渡ってからの話に熱心になりすぎる傾向があるのです。つまり、18歳以降の話が中心になる。せっかく20年以上生きてきたのに、ここ何年かのことしか話さない。そうなると折角の経験が薄っぺらいものに聞こえてしまいます。4歳児と表現したのはそういう理由からです。
 では、一体何を話せばいいのか?という疑問になるでしょう。これは就職活動をする際の根幹に関わることです。
 これを機会に、一度面接など就職活動の基本についておさらいしておきましょう。
話すことは結局2つ
自身を掘り起こす 「なぜ」を聞きたい
   就職活動についての本はたくさん出ています。読んだ人も多いことでしょう。
 そういう本を読むと実にいろいろなことが書いてあります。中にはギッシリ書き込むようなものもあるようです。しかし、企業が学生に聞きたいことは2つに集約されます。
 それは「自己紹介」と「志望理由」です。たしかにいろいろなことを聞かれるかもしれませんが、結局はこの2つに集約されるのです。
つまり「自分はどんな人間か」そして「どんな仕事をしたいのか」ということです。「今までの自分」と「将来の自分」を話すことともいえます。
 そして、この2つがうまくつながっているかどうか。ブリッジができているかが大切になります。
 さて、まずは自分自身をきちんと説明できることになります。それは、今までの自分を掘り起こしていくような作業です。どんなことに興味を持ってどんなことに取り組んできたか。特に印象的なことをちょっと思い出してください。
 そして「なぜ、そうしたか」を考えてください。実はこの「なぜ」の部分を企業側は聞きたがっているのです。
 さて、ここまで書けば分かるかと思います。「海外に行って何をしたか」だけではなく「なぜ海外に行ったのか」を話せるかどうかが「自己紹介」では大切になってくるのですね。
「長い線」で自分のことを話そう
その人の歴史 「何かを決めた」時
   就職活動における自己紹介は、点で話すのではなく線で話すことが大切なのです。しかも大学入学以降の短い線ではなく、もっと子どもの頃からの長い線で話せるようにしておいた方がいいでしょう。
 なぜなら企業の方は短時間で学生のことを深く知りたいと思っているからです。そしてそのためには、その人の歴史を聞くこと、特に「何かを決めた」時の理由を聞くのが一番だからなのです。
 海外大生のみなさん。ぜひ一度18歳の時の気持ちに立ち返ってみてください。その日まで、どんな道を歩んできて、どんな気持ちで海外への挑戦を決断しましたか?数ある大学の無数の専攻の中から迷ったことでしょう。悩んだり、苦労したこともあるかもしれません。でも、たくさん考えたと思います。
 そして小さな頃からの夢を思い出し、「なぜ海外に行ったのか」を話して、そこで学んだり体験したことを話す。これで「長い線」の自己紹介ができると思います。
 そうしたら、その線をもう少し先に伸ばしてみてください。自分のやりたいことが見えてきませんか。
 そうすれば、自然に企業選びができてきます。自己紹介と並ぶもう一つの柱の「志望動機」も自然に書いたり話せたりするはずなのです。そして、この長い線は、将来もドンドン先へと伸ばしていくものなのです。
 それが分かれば「4歳児」にはなりませんよね。
 今日書いたことは、この4回のまとめでもあります。もう一度読み直してもらえれば、今後活動していく上での指針となるでしょう。
次回からは企業の人々が考えていることに少し視点を動かして話をしていきます。
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